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予防と回復のための
必須栄養素(か行)
ある種の栄養素が長い期間不足することによって、いろいろな障害が起きます。不足した栄養素を多く補充し、免疫力を強化すると共に、体調を回復の方向に向かわせます。 ここではアメリカで栄養療法に使われるものを参考に、総合ビタミン、ミネラルを必ずとることをを前提に、特に多くとる必要のある栄養補助食品を記載しました。摂取する量は個人で違いますので、量は「目安」とお考え下さい。 ご注意:このリストは病気の治療のための処方箋ではありません。病気の治療を目的にする場合には、栄養療法に詳しい医師、または資格のある専門家に相談してください。 潰瘍(かいよう) 胃潰瘍は胃の中に、消化器潰瘍はそれぞれの腸に、十二指腸潰瘍は十二指腸に起きます。潰瘍による出血は、潰瘍が血管に浸透することによっておきます。潰瘍のある人はストレスを少なくすることです。
風邪 風邪には二種類あります。胃の風邪は、胃壁の粘膜の炎症で、食物による中毒、ある種のウイルスによるもの、アルコールによるもの、薬によるもの、アレルギーによるものなどがあります。インフルエンザも風邪といわれますが、急性の呼吸器官のウイルス感染で、伝染力が高く、くしゃみや咳などによって伝染します。
活動亢進症 活動亢進症は中枢神経システムのある種のメカニズムの異常です。活動九進症の子供は一般的に落ち着きがなく、攻撃的で、衝動的で、すぐに苛々し、集中することができず、話もぎこちないことなどが特徴です。十分眠ることができず、学業成績も知能指数は平均かまたそれ以上なのに良くありません。基本的には子供の問題ですが、大人も活動九進症になります。
髪の毛の問題 健康な髪の毛は血液の循環とその栄養の質次第です。どのような栄養素も不足すれば問題が発生します。栄養的な方法では遺伝的な白髪や脱毛は避けられませんが、健康的な毛髪を維持するにはバランスのとれた食事が重要です。髪の毛は基本的にはたんぱく質でできています。食事にたんばく質が不足すると、鈍く、細く、乾燥した髪の毛になります。もしたんぱく質の不足が解消されれば、髪の毛は正常に戻ります。
ガン ガンの予防にはミネラル類が必要で、動物実験の結果では、銅がガン細胞の成長を防ぐことがわかています。またこの実験では、ビタミンA、C、EとB1、ミネラルではセレニウムと亜鉛、そしていろいろなアミノ酸が、ガンの発生や成長を防ぐことがわかっています。 ガンは何といっても早期発見が大切で、化学療法や放射線治療による副作用を防ぐためにも栄養の摂取が大切ですから、医師とよく相談してください。
肝炎 感染または毒物によって起きる肝臓の炎症です。ウイルス性肝炎には二つのタイプがあり、A型肝炎、非A型肝炎、非B型肝炎は、汚染された魚介類、水や、輸血や注射などによって感染します。血清肝炎のB型肝炎は問題が大きく生命の危険すらあります。輸血や注射などによっておきます。 十分な栄養と休養が必要ですが、回復したあとも毒性物質が残っていることがありますので、高たんぱく質、または高炭水化物の食事、不飽和脂肪酸、水分、複合ビタミンB群、ビタミンC、Eなどの摂取を続けることが必要です。
肝硬変 肝臓の慢性病で、肝臓の細胞が退化し硬くなってしまいます。硬くなった細胞は、その機能を果たすことができなくなりますが、この原因は、酒類の飲み過ぎや、栄養の不足、ウイルスによる肝炎、肝臓のある部分の慢性的な炎症などが考えられています。
記憶力の改善 記憶の維持には特にコリンとビタミンB6を含むビタミンB群が重要な働きをします。アミノ酸もまた大変重要です。ホルモンのバランスの乱れが記憶力の低下に結びつきます。食品アレルギーによっても脳が影響を受けます。
気管支炎 肺につながる空気の通る枯膜組織の炎症で、慢性の気管支炎は肺気腫になる危険があります。気管支炎を起こす原因としては、ぜんそくやほかの呼吸器の病気、空気汚染、たばこの煙、疲労、栄養失調、などがありますが食物アレルギーも原因になります。
狭心症 冠状動脈の動脈壁が硬くなり動脈硬化を起こすと、心臓への血液の流れが悪くなり、心臓の筋肉への酸素の供給量が少なくなり、発作が起こります。これが狭心症です。
けいれん、ひきつけ ミネラルのアンバランス、体内の鉛の蓄積、食物アレルギー、化学物質、薬に対するアレルギー反応などによっておきます。最も多いのがカリウムとマグネシウムの不足です。これらのミネラルは、神経の刺激興奮を筋肉に伝え、筋肉の動きをコントロールするために欠かせないものです。
月経前症候群 月経前症候群(PMS)は月経周期の始まる-週間から2週間前に始まる障害です。症状にはいろいろありますが、うつ症状、むくみ、けいれん、頭痛、下腹部の膨脹感、背痛、乳の張れ、関節痛、不眠、疲労、失神、神経質などがあります。PMSは食物アレルギー、吸収不良にも関係があります。運動と食べ物の変更が必要です。
結核 結核はバクテリアの感染による伝染性の病気です。結核は普通は肺に影響しますが、ほかの器官や組織もまた関係します。
下痢 原因はいろいろあり、食べ物の消化不良、食中毒、ストレス、豆などの特別な食べ物、感染、すい臓の病気、ガン、薬、下剤、制酸剤、カフェイン、寄生虫、大腸炎、ウイルス、バクテリア、その他の微生物、旅行中の飲料水や食べ物、腐った食べ物などがあげられます。 水分が失われますので、脱水状態にならないようにしなければなりません。またミネラルも失われます。
甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病) 甲状腺ホルモンの主体であるチロキシンが多すぎるために起こります。症状の主なものとしては首の腫れ、眼球の突出などがありますが、神経過敏、疲労、体重の減少、甲状腺腫、不眠症、手のふるえ、発汗、そして脈拍が早くなるなどの症状があります。 この病気の原因には遺伝性のものや感情的なストレス、その他まだはっきりしてない要因があるようですが、更年期の女性に多いことから、エストロゲンホルモンのバランスが崩れることが関係しているようです。
甲状腺腫 食事からのヨードの不足、感染による甲状腺の炎症、甲状腺によるホルモンの合成不足、または合成過剰などが原因と考えられています。症状は首の下部の腫れ、しわがれ声、代謝の不調で、ひどくなると嚥下や、呼吸すらも困難になります。
甲状腺機能低下症 甲状腺によるホルモンの合成能力の低下によっておき、細胞での代謝機能も落ちてきます。 この病気はゆっくりと進行します。最初のうちは疲労や寒さを他の人より感じやすくなり、だんだんと食欲減退、体重の増加、月経痛、筋肉の衰え、皮膚の乾燥、便秘、精神的、肉体的な活力の衰えなどが起きてきます。 遺伝性、またはヨードの不足が原因と考えられます。すべての栄養を充分にとることがもっとも必要とされます。
ロ角びらん 口角びらんは口の中に発生します。舌、頬の内側、唇、歯ぐきなどです。急に現れ、すぐに消えることがありますが、普通は4日から20日ぐらい続きます。これらの口の潰瘍は伝染性で主に女性に発生します。口の中の衛生状態が悪いことや、食べ物に対するアレルギー、ストレスや疲労によっておきます。
高血圧 不適当な食事、アルコール、動脈硬化、肝臓や腎臓の障害、ストレスなど原因はいろいろあります。体重も血圧のコントロールに非常に大切な要素です。体重が増えればそれだけ血管は長くなります。血圧が高くなれば心臓は血液を送り出すのに負担が大きくなり、視力障害、心臓発作、脳卒中、腎臓病などを引き起こします。
高コレステロール コレステロールを含む食事を多くとると、血液中のコレステロールと中性脂肪の量を多くするので危険です。これらの脂肪が動脈の壁に付いて、脳、腎臓、生殖器、手足、また心臓自体への血液の流れを悪くします。 コレステロールは動物の脂肪に含まれ、植物の油には含まれませんが、精製加工された炭水化物からも作られます。
骨関節炎 関節炎は関節の炎症と硬直を伴い、体の免疫システムに関係があるといわれます。関節に侵入するウイルスを殺す抗体を充分作れない場合と、作られた抗体が、ウイルスと正常な細胞との区別がつかず、両方を殺す場合です。食べ物によるアレルギーから起こる場合もあるようです。 骨関節炎は普通、高齢者に多く見られますが、関節の軟骨がすり減っておきます。
更年期障害 更年期障害による影響は人によってすべて異なります。更年期は50歳前後に起きますが、人によっては40歳の前半から起き、その影響が5年も続く人もいれば、すぐに終わってしまう人もいます。不適切な食事、運動不足、感情的なストレスなどが症状や不快感を大きくします。エストロゲンの不足により、目まい、頭痛、呼吸困難、心臓の動悸、感情の乱れなどの症状が起きます。低血糖症の人はそれらの症状が顕著です。長期間にわたる栄養の不足が症状を左右するようです。
骨粗鬆症 カルシウムの摂取不足が大きな原因です。骨の量が次第に減ってくることによって骨折しやすくなり、身長が低くなり、腰や背中が痛くなり背骨が曲がってきます。35才まではカルシウムを多くとることによって骨の量を多くすることができますが、それ以降はカルシウムの吸収が悪くなるのでほとんどの人、特に女性の骨質量は減っていきます。女性ホルモンのエストロゲンが関係するので、更年期の女性にこの病気の危険が増えてきます。
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